TOEIC800点のぼく、海外で一人ぼっち②
前回（↓）の続き、今回は第２回です。
大使館へは地図アプリを頼りに向かいます。
スマホに目をやるときも、辺りに気を配ります。
一度スリに遭っているので、もう誰も信じられません(｀；ω；´)
あー、怖い！
ううう。。
しょんぼりしながら大使館へ。
「ここ、、か。」
大使館へは着きましたか、門が閉まっています。
時間外でした（ヤバ☆）
ここでは誰とも話せず、情報も得られませんでした。
はぁ～～～。。。
この辺りで、日本にいる知人とは連絡が取れるようになりました。
ネット環境があれば日本国内と同様に使えるLINEってすごいo(^o^)o。
LINEで情報をもらい、警察への届け出が必要だと知ります（あれ必要なやつだったんだ。。）
ということで、先程の警察へ戻ります。
駅の中（？）にある警察のためか、なんだかアクセスしづらい。。
先客が二組ほどいました。
私がしょんぼり( ノД`)…していたからか、おじさんが話しかけてくれました。
盗難に遭ったことを話すと、これで現金を用意できないかとスマホの画面を見せてくれました。
画面をのぞき込み、話を聞いてみますが。。。
「何を言っているのか、良くわからない。。」
馴染みのないものについての会話は厳しいです。。
「OK,,,Thank you,,,」（全然わかってない）
しかし、親切な人だなあ
・・・・・・
帰りの電車代くれないかなあ（汗）
用事が済んだのか、おじさんは警察から去っていきました。
おじさんから励ましの言葉をもらいます。
「good luck!」
「Thank you.」と私。
・・・・・・
電車代、もらえなかったなあ（そりゃそうじゃ）
この辺りで、手持ちの冊子などに記載のあった連絡先に電話をかけます。
国際電話のかけ方がいまいちわかりませんが、とにかくかけてみました。
ビー、ビー（日本のプルルルル）と聞き慣れない音が不安を煽る。。
「ごにょごにょごにょ。。。」
自動音声が流れます。
「ごにょごにょ・・・press 1、ごにょごにょ・・・press 2・・・」
うーん、1かなあ
「ゴニョニョ・・・press 1、ゴニョニョ・・・press 2・・・」
次は・・・3？（これはTOEICかい？）
「ナントカカントカ・・・」
うわああぁぁ、もうわからないい！
電話を切ります。
ただでさえリスニングがダメなのに、
相づちを打たない自動音声が相手では
正しく聞き取れている確信が持てません。
次に緊急連絡先の電話番号を見つけました。
かけてみます。
Hello?
おっ！人が出た！
「Excuse me.」
「I'm bad at English.」
「I was stolen my passport...」
「I can't go back to...」
「Please tell ...」
「My room number is ...」
必死です。
しかし、言いたいことは言えました！
英語は苦手だと先手を打って、内容を伝えます。
このテクニック（？）は以前レアジョブをやっていた時によく使っていました。
（相手が話をよく聞いてくれる気がします。）
相手もしっかり聞いてくれて、私に分かりやすい様に端的に答えてくれました。
電話をかけるべきところに連絡できた気がしました。
しばらくして、同行者から私の携帯に連絡がありました。
おそらく、この緊急連絡先への電話が功を奏したのでしょう。
これで私の状況を伝えることができました。
さて、そうこうしているうちに、私の番が回って来ました。
パスポートが盗まれたことを届け出ます！
つづく
